高知家の◯◯
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神戸唯一のしらす料理専門店で高知の味をお届け 兵庫県神戸市中央区『しらす屋ジロー』

この情報は2022年4月18日時点の情報となります。

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兵庫県神戸市中央区にある神戸唯一のしらす料理専門店『しらす屋ジロー』。JR神戸駅から徒歩5分の場所にあり、美味しそうな「しらす丼」ののぼりが目立つお店です。

こちらでいただけるしらす料理は全て高知県産のものであり、本場で食べられるようなお料理を楽しめます。

今回は、『しらす屋ジロー』を営む店主の下司(げし)さんに開業の経緯や高知県への想いについてお話をお伺いしました。

本場・高知の本当にうまい「しらす」を味わってもらうために

─こちらではどんな料理がいただけるんですか?

下司さん:高知県のしらすを使った『しらす料理』を提供しています。

使用するしらすにもかなりこだわっていて、高知の海で水揚げされた直後に瞬間冷凍したものを使用しています。

「しらす大根」

─本場、高知の穫れたての味が神戸で楽しめるということですね。

下司さん:ええ、そうです。仕入れているのは、高知県のしらすの中でも1番いいものを選んでいて、しらす丼にかけるタレも高知県産の改良を重ねた美味しいものを使用しています。

また、しらすを使った「かき揚げ」や「生しらすの沖漬け」などの一品料理も提供しています。

兵庫出身の店主が営む、高知名物「しらす料理」専門店開業の理由とは

─下司さんと高知県には、どんなつながりがあるのでしょうか?

下司さん:出身は兵庫県なのですが、高校時代に高知県の学校に進学したんです。大学に進学するタイミングで、また兵庫県に戻ってきました。ですが、高知県を離れてからも高知県が大好きで、年に10回以上は足を運んでいました。

─ほぼ1カ月に1度のペースですね。高知に行かれたときは、どんなことをして過ごされていたのでしょうか?

下司さん:毎回、地元の人に美味しいお店を聞いては、食べ歩きや飲み歩きをして楽しんでいました。その際に出会う方々はみなさん、とてもあたたかくて楽しい人が多いんです。

─想像するだけで楽しそうです。高知名物のしらすを使った専門店『しらす屋ジロー』を開業したのは、高知好きが高じてのことだったのでしょうか?

下司さん:高知が大好きだからというのもありますが、直接的なきっかけは別にあるんです。2年ほど前の2020年5月頃のことです。高知県で飲食店を営む高校時代の先輩から、高知県を訪れるお客さんが減少傾向にあると聞いたことが、飲食店開業を考えるきっかけになりました。

─大好きな高知県のために何かしたいと考えられたわけですね。しかし、なぜ飲食店を選ばれたのでしょうか。飲食店経営のご経験があったのですか?

下司さん:いえ、飲食店経営に関しては無知でした。当時は、ただの営業マンでしたから。それでも飲食店の開業を決意したのは、神戸で高知の食材を扱うことで、高知に興味を持つ人を増やせるのではないかと考えたからです。


画像提供:しらす屋ジロー「しらすの沖漬け」

─飲食店経営の経験がない中での開業は大変ではなかったですか?

下司さん:そうですね、毎回学びの連続でした。ですが、その度に従業員をはじめ、高知県でしらすを中心とした水産業を営む高校時代の先輩にも協力いただけたこともあり、何もかも1人で開業するよりは大変ではなかったかなと思います。

おかげさまで2020年10月に、しらす丼専門店として無事に開業することができました。本当に周りの方々に感謝ですね。

─いろんな方の支えがあって、今に至るのですね。お料理やメニュー開発は、どなたが担当されているんでしょうか?

下司さん:私は、料理のことは全くわからないので、料理を知るスタッフに全て任せています。メニュー開発に関しても、全てスタッフが考えてくれているんですよ。

高知県の美味しいしらすを神戸市で流通させる

─神戸市でしらす料理専門店を始められた理由は何ですか?

下司さん:高知県の美味しい食べ物を、なじみのある神戸市に広めたいという想いからですね。高知県の良さを知っているからこそ、高知県の食材を神戸市で流通させて、関西の多くの人に良さを知ってもらいたいんです。

そのためにも、神戸の人に気に入ってもらえるようなメニューの改良や工夫を常にしています。

─人気があるメニューはなんですか?

下司さん:しらす丼はもちろんですが、高知県のしらすを使った「じゃこキンパ」が人気ですね。高知県には「じゃこキンパ」という料理はなく、当店の母体である株式会社メシカマが運営している韓国料理店で好評だったことから、しらす屋ジローにも取り入れたメニューなんです。


画像提供:しらす屋ジロー「しらすのかき揚げ」

─メニュー開発では、とくにどんなところを意識していますか?

下司さん:関東や関西でダシの味が違うように、高知県民と神戸市民の味覚も多少違うところがあると思っています。まだまだ模索中ではありますが、神戸市の人がどのような味の料理を求めているのかを意識していますね。

また、こちらでは「思わず口にしてみたい」とか「写真を撮りたい」という人が多いので、料理の見た目にも工夫したり、こだわったりしてメニューづくりをしています。

といっても、私は料理のことは全くわからず、経営しかできません。ですから、料理のことはすべて、料理を知るスタッフたちに信頼して任せています。スタッフのみんなが、神戸の人が興味のあることは何かをリサーチして、試行錯誤しつつメニューを考えてくれているんです。

それらのメニューをお客さまに気に入ってもらうことで、高知県のしらすの良さが神戸の人に伝われば嬉しいですね。

今後の事業展開について

─今後の事業展開を教えてください。

下司さん:『しらす屋ジロー』を営業するほかで、株式会社メシカマとしてしらすにまつわる事業も行っています。それは、関西で営業する飲食店に高知県産のしらすを使った新メニューの開発をおすすめし、しらすを卸してもらうといったものです。高知のしらすを使ってくださる関西の飲食店も増加傾向にあります。

─そうだったんですね。『しらす屋ジロー』で扱うメニューもレクチャーしたりしているんでしょうか?

下司さん:ええ。しらす丼の作り方は至ってシンプルで、どの飲食店でも導入しやすい強みがあります。それゆえに素材の味が活きるものなので、これからも高知の美味しいしらすを他の飲食店でも味わっていただけたら嬉しいです。

また、これからも高知県産の食材を使用し、高知県へ貢献していくことはもちろんですが、従業員の働きやすい環境作りにも力を入れていきたいと考えています。

働きたいという意志があるご年配の方に働きやすい環境を積極的に作りながら、従業員の方がやりがいを持って働くことができる場所を作っていきたいです。

高知県への想い

─高知県への想いを教えてください。

下司さん:高知県が本当に大好きなので、ほんのちょこっとでもこの事業でお役に立つことができれば本当に嬉しいです。

高知県には、ここでは食べることができない珍しい食べ物や美味しい食べ物がたくさんあります。そして、人もあたたかいです。そんな魅力がたくさんある高知県の発展を願っております。

─今後の夢はありますか?

下司さん:『しらす屋ジロー』は、カウンター席しかない店なので、お客さんと会話をする機会がとても多いです。毎回の会話を大切にして、また来たいと思ってもらえるお店づくりを目指しています。

そして、こちらに料理を食べに来てくださった方々が高知県に遊びに行くきっかけになるような、高知県とのちょっとした窓口になれたらいいなと思っています。

─それは、かつてお世話になった高知県への恩返しでしょうか?

下司さん:このお店を開業するときに、高知で出会って来た方々にお世話になりましたから。今まで出会ってきた人への恩返し、そして高知県という素敵な地域に少しでもお力になれれば嬉しいなと思っています。

店舗情報

しらす屋ジロー 神戸駅前本店

住所:兵庫県神戸市中央区多聞通1-1-7

電話番号:080-1525-1934

運営元:株式会社メシカマ

代表取締役社長:下司  剛大

Instagram:https://www.instagram.com/shirasu.1001/ 

営業時間:[水~土]11:30~14:00(13:30LO) 18:00~21:00(20:30LO)

定休日:月、火、日

※現在は、上記定休日に加えて全日夜も休業中です。

※営業時間については公式Instagramでご確認ください。