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海外踊り子の憧れ!よさこいを彩る『やまもも工房』の鳴子

       

この情報は2022年4月19日時点の情報となります。

    カナダのトロント市在住、高知県よさこいアンバサダー・高知県よさこいマイスター・高知県観光特使・いの町観光大使の田中恵美子と申します。

    世界中からよさこいを愛する踊り子たちが集まった『高知県よさこいアンバサダー絆国際チーム』の代表をしています。

    私は名古屋出身ですが、よさこいのおかげで人生が豊かになり、世界中に仲間ができました。

    そんな大好きなよさこい・高知を世界中に広める活動をしています。

    今回は「よさこい好き」なら知らない人はいない!高知県香美市にある『やまもも工房』さんをご紹介いたします。

     

    私が愛用する鳴子は『やまもも工房』で作られています

    私が『やまもも工房』さんと初めてお話したのは、よさこい8のYouTube生配信にゲスト出演してくださった時。

    公文さんご夫妻と息子さんの、朗らかな佇まいの中にある鳴子に対する熱い情熱を感じたことがとても印象的でした。

    よさこい8の立ち上げ、メンバーの詳細や活動目的はこちら(↓)

    【記事】よさこい界のオールスターが集結した『よさこい8』始動!今こそ世界へ元気を届けよう

    私が代表を務める高知県よさこいアンバサダー絆国際チームも毎年『やまもも工房』さんの鳴子を使っています。

    最後によさこい祭が開催された2019年も、

    先日、土佐清水市の「アシズリテルメ」で踊った時にも、『やまもも工房』さんの鳴子を手に踊っていました。

    チームで使っているのは基本的な朱色の鳴子ですが、海外の踊り子の憧れは花鳴子!世界中でとても人気があります。


    写真提供:やまもも工房

    こちらが花鳴子。様々な柄があり、とってもきれいです。

     

    日本のみならず世界から愛される『やまもも工房』の鳴子

    実は、『やまもも工房』さんには鳴子ギャラリーがあるんです。

    今回は鳴子ギャラリーと鳴子制作の様子を見学させていただきました。

    こちらが鳴子ギャラリーです。扉の奥に鳴子が見えますね。では入ってみましょうー!

    ギャラリーに入ると、とにかく鳴子、鳴子、鳴子しかありません!

    これは、、、踊り子にとっては天国ですね。

    特に私が気になったのは、国旗の柄が入った鳴子です!私が住むカナダの鳴子もあります。


    写真提供:やまもも工房

    踊り子にはたまらない鳴子天国、、、ギャラリーに来られた方の中には「ここに泊まりたい」、「ここで飲み会がしたい」とおっしゃる方もいるんだとか。笑

    私もカラフルな鳴子と土佐ひのきのいい香りに包まれて、思わず長居してしまいました。

     

    鳴子の制作現場を見学!

    さて、次に工場を見学させていただきました。

    工場では職人さんたちが手作業で一つ一つ鳴子を制作していました。

    なんと手作業で32工程もかけて製作されているそうです!

    私達がよさこいを楽しむのには欠かせない鳴子はこんな風に職人さんの手で丁寧に作られていたんですね。

    これから更に鳴子を大事にしよう!と心に誓いました。

     

    やまもも工房の代表・公文美佐子さんにインタビューしました

    こちらが公文美佐子さん。柔らかい雰囲気で笑顔が素敵です!

    -『やまもも工房』さんは鳴子を自社生産されていますが、どんなきっかけで鳴子の制作を始められたんですか?

    公文さん:会社を立ち上げた昭和48年から鳴子を仕入れの形で取り扱ってきましたが、「もっときれいで、丈夫で、喜んで頂ける鳴子を作りたい」という思いがあり、平成8年より自社で製作するようになりました。当初、定番の朱色の鳴子だけでした。今では一般的になっている、片面鳴子やスペシャル鳴子を考案したのは、実は私たち『やまもも工房』なんです。

    -海外でも大人気の『やまもも工房』さんの鳴子ですが、一番人気があるのはどんな鳴子なんですか?

    公文さん:花鳴子が一番人気で、「やまもも工房の顔」になっています。お庭で花の手入れをしてる時に、「花柄の鳴子を作ったら踊りながら癒されるのでは?」と思いつき、製作しました。

    -鳴子製作への想いをお聞かせください!

    公文さん:「たかが鳴子、されど鳴子」。『やまもも工房』に頼んで良かった!と喜んで頂けることを一番大事にしています。

    -今、『やまもも工房』さんはクラウドファンディングを行っていますが、その経緯を教えていただけますか?

    公文さん:コロナ禍で全国規模でよさこいがなくなり、工房の運営が厳しい状況となりました。「全国のよさこい祭りが再開された時には、今まで以上に喜んで頂ける鳴子作りをしたい!」という思いで、工房の維持を目的とするクラウドファンディングを立ち上げました。

    -最後に読者の皆様へメッセージをお願いいたします!

    公文さん:よさこいの、鳴子のご縁に感謝しながら、これからも喜んで頂ける製品を開発してお世話になったみなさんに恩返しをさせて頂きたいと思っています。

    高知から世界へ広まっているよさこい祭り。

    よさこい祭りに欠かせない鳴子を制作されている『やまもも工房』さんに、今回はお話をお伺いしました。

    またお祭りが開催され、鳴子の音色が高知、日本全国、世界中で響く日が待ち遠しいです。

    『やまもも工房』さんのクラウドファンディングキャンペーンはこちらからご覧ください。

    https://camp-fire.jp/projects/view/566488

     

     

    店舗紹介

    『やまもも工房』
    住所:〒782-0008 高知県香美市土佐山田町佐古藪636番地
    電話: 0887-52-4707

     

    高知県よさこいアンバサダー
    高知県よさこいマイスター
    高知県観光特使
    高知県吾川郡いの町観光大使
    高知県よさこいアンバサダー絆国際チーム代表
    カナダよさこい連・奏楓-KAEDE-代表

    田中恵美子

    https://yosakoiambassador.com/