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いちごたっぷりパフェに濃厚チーズケーキにふわふわシフォン!いちごスイーツ満喫の中土佐町「風工房」

       

この情報は2022年3月4日時点の情報となります。

中土佐町にある風工房は、いちご農家のお母さんたちによってジャムやゼリーなどのいちごの加工を行うことからスタートしました。2022年で、25周年を迎えるスイーツ店です。

中土佐町は漁業だけの街じゃない!完熟いちごの美味しさを伝えるために立ち上がった農家のお母さん

今回は、風工房代表取締役の清岡さん(写真左)と店長の武内さん(写真右)にお話を伺うことが出来ました。

もともと「土佐の一本釣りの町」として名を馳せていた中土佐町。

風工房のはじまりは、四国横断自動車道の中土佐延伸を控え、「海産物だけでなく農産物でも町を盛り上げたい」という農家の方々の熱い想いでした。

おいしいいちごを育てるために、試行錯誤の日々が続きます。

収穫のあとに追熟することのないいちご。

一番おいしく食べるには完熟になるまで畑で大切に育てることですが、完熟いちごは傷がつきやすく、すぐにいたむので生のままでの流通は難しい・・・

それでも、完熟いちごのおいしさを多くの人に味わってもらいたい!

そこから、農家のお母さんたちによるスイーツ作りが始まったのです。

 

「お菓子作りをしたことない方もおる中で、製菓の勉強と商品開発がスタートしました。同時に農家の仕事、家事と育児もこなしながら、寝る時間を削って取り組んでいたことを思い出します。」

と当時の様子を語る清岡さん。

「計画時は『いちごで人を呼ぶのは難しい』と言われることもありました。今では漁終わりの地元のおじちゃんも、遠方からドライブで来てくれる若いカップルも、県外から風工房を目当てに中土佐町に来てくれるファンの方もたくさんいます!」

その言葉通り、店内には幅広い年齢層のお客様がひっきりなしに訪れ、ショーケースのなかでキラキラと輝くいちごスイーツを選んでいました。

 

世代交代をしながら受け継がれる風工房のスイーツ

風工房カフェでのイートインやお店でのテイクアウトのほか、最近は高知県内のスーパーでの出張販売も始めたそう。

「風工房まで行くのが難しくなったご高齢の方が、スーパーで久しぶりに手に取って涙ながらに喜んでくれた時は本当にうれしかったです。継続してきたことで、多くのファンの方に愛されてきたんだなと実感しました。いちごもスイーツも中土佐町の人の手で作られてきたものだからこそ、初心を忘れずひとつひとつ大切にお届けしていきたいと思います。」

もともとカツオ一本釣りの漁師の家に生まれた清岡さん。

「ひとつひとつ大切に」という一本釣りにも通じる精神が、風工房のケーキ作りにも根付いているなと感じました。

現在はいちご農家もスイーツ作りも、若い人たちへと世代交代がなされています。

店長である武内さんは、大阪で製菓の勉強をしたあと高知県にUターンし、風工房に就職。

現在は子育てをしながら、風工房のスイーツ作りを支えています。

「いちご農家のお母さんたちが頑張っている姿を知っているからこそ、私たちも頑張れます!」

と話す武内さん。

武内さんをはじめスタッフの皆さんによってひとつひとつ丁寧に作られる風工房のスイーツたち。

キッチンには、その日の朝に摘んだばかりのいちごが農家さんから届きます。

どれもしっかり熟していて、一粒いただくとその甘さとみずみずしさにびっくり!

農家直送だからこそ、仕込みでいちごの在庫が切れかけた時も、新鮮で食べごろのいちごをすぐに調達できるのが強みです。

 

風工房スタッフお気に入りのスイーツは

現在、風工房で作られているいちごスイーツは焼き菓子などを含めて100種類ほど。

せっかくなので、清岡さんと武内さんのおすすめを教えてもらうことに。

清岡さんのおすすめは「苺シュークリーム」。

人気ナンバーワンのシフォンケーキとともに、風工房創業当初からある定番商品です。

清岡さん曰く「いやというほど試食した」、思い入れの深い一品なのだそう。

武内さんのおすすめは「苺チーズ」。

「いちごとチーズの配合のバランスが絶妙です!」と語る武内さんの言葉どおり、甘酸っぱいいちごと濃厚なチーズの組み合わせは何度も食べたくなる味わい。

お酒にも合いそうです。

人気ナンバーワンの「苺シフォン」はもちろん、

期間・数量限定ですぐに売り切れてしまうという「苺大福」や、

定番の「苺ショート」に、「久礼」などの地酒で知られる地元の酒蔵「西岡酒造」さんとのコラボケーキも。

さらに、ずらりと並ぶ焼き菓子はちょっとした贈り物にぴったり。

苺ソフトクリームやスムージーもあるので、これは何度も訪れて全制覇しなければ…!

 

今しか食べられない!風工房のカフェ限定メニュー

併設されたカフェでは、ケーキプレートや冒頭でご紹介したパフェなどのカフェ限定メニューが食べられます。

どれもこれも食べてみたい!という方には、プレートやミニサイズのパフェがおすすめ。

 

 

とはいえやっぱり、個人的な「推し」は、今しか!カフェでしか!食べられないボリュームたっぷりの「苺パフェ」♡

久礼港で釣りを楽しむ人たちをのんびり眺めながら、中土佐町で一粒一粒大切に育てられたいちごを味わう時間は格別です。

25年をかけ、「中土佐町といえば、カツオと風工房」といわれるまでになった風工房のスイーツ。

かくいう私も、小さい頃に家族でケーキを食べに行った思い出の味でもあるんです。

いちごの美味しさに感動し、どこか懐かしくもある風工房のスイーツ。ぜひ、今が旬のいちごを食べに足を運んでくださいね。

 


情報提供:リョーマの休日キャンペーン推進委員会
高知県観光キャンペーン「リョーマの休日」特設サイト

https://kochi-experience.jp/

インスタグラム@naturallykochi

大自然を体感するアクティビティをはじめ、カツオの藁焼き体験や、土佐和紙の紙すき体験など、地元の人とふれあいながらほっこり楽しむことができる体験プログラムも充実し、訪れる人それぞれが、魅力的な休日を堪能することができます。

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