香北町美良布から世界へ。ゆずと青しそがさわやかに香る「とさ香北の森 和のハーブシロップ」

自然豊かな森と川の街 香美市香北町の中心地「香北町美良布（びらふ）」

高知県香美市は2006年3月に香北町、物部村、土佐山田町が合併して誕生した、高知県中東部に位置する街だ。

その香美市の中で美良布（びらふ）は旧香北町の中心地であり、香北町内でも人の交流の盛んな地区だ。

産業は豊かな自然を生かした農業が中心で、冷たく澄んだ山水で育てられる歴史ある「韮生米（にろうまい）」や、桃や苺といった果実は名物としてよく知られている。

また、アンパンマンの作者やなせたかし先生の父方の実家があったことから、「香美市立やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」「詩とメルヘン絵本館」が建てられており、多くのファン・子供たちが訪れている。

山里のゆずと青しそが香る「とさ香北の森 和のハーブシロップ」

そんな香北町美良布の特産品のひとつ、ゆずと青しそを使ったシロップ「とさ香北の森 和のハーブシロップ」を開発・商品化したのが「集落活動センター美良布 むすぶ部会」のみなさんだ。

開発のきっかけは、せっかく手塩にかけて栽培したものの、ほんの小さな傷や大きさの違いで店頭に並べることが出来ないゆずを使い何かを作れないかと考えたことだ。

その「もったいない」という気持ちから、メンバーが集まり何度も何度も話し合いを行い、「香北らしいもの」として青しそと組み合わせたシロップの開発を始めたのだ。

そんなメンバーの開発への想いに一層火をつけたのが、「平成30年度高知家ビジネスプラスコンテスト」で、ゆずと青しその組み合わせ、海外も視野に入れた販売計画が高い評価を受け、優秀賞を受賞したことであった。

納得のいく商品にするため試作を繰り返し、ラベルのデザインや容器、商品パンフレットについても自信の持てるものを追い求めること2年。2020年10月「とさ香北の森 和のハーブシロップ」は完成したのである。

一般販売の2カ月前の試飲イベントでは、そのさわやかな香りと豊かな味わいが評判を呼び、用意していた100本の「とさ香北の森 和のハーブシロップ」は2時間ほどで完売し、メンバーを驚かせるとともに大いなる自信をあたえたのである。

販売開始から約1年。今後はさらなる県内県外での販路の拡大、そして世界に向けた発信を行っていきたいとメンバーたちは意気込んでいる。

初めて体験する、さわやかな香りと独特の風味

「とさ香北の森 和のハーブシロップ」は水や炭酸水で4～5倍に希釈しドリンクとして楽しんだり、かき氷のシロップやお菓子作りの材料とするなど様々に活用できる。

そしてその香りを存分に楽しむのにはホットドリンクがおすすめだ。煎茶や紅茶ともよく合うが今回はシンプルにお湯で割っていただく。

カップにシロップを注げばゆずと青しそのさわやかな香りが立ち昇る。

さらにそこにお湯を加えるとその香りは一気に沸き立つ。

さわやかな香りを感じながら一口いただけば、今まで味わったことのない独特の風味が口いっぱいに広がっていく。

調和のとれたゆずと青しそとの味わいを感じるすっきりとした甘さは心地良く、思わずため息がこぼれてしまう。

香りをかぎながらゆっくりゆっくりと飲む時間はとてもぜいたくで、心からリラックスできる。

仕事や勉強の合間の休憩時間や一日の終わりの就寝前に「とさ香北の森 和のハーブシロップ」で、ゆったりと落ち着いたティータイムをすごしてみてはどうだろうか。

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「とさ香北の森 和のハーブシロップ」は香北町の「韮生の里 美良布（にろうのさと びらふ）」や高知市の「とさのさとAGLI COLLETTO」、香南市の「天然色市場」、通販サイト「土佐の香美市のバザール！」で購入できる。

香りが自慢の美味しいシロップ「とさ香北の森 和のハーブシロップ」をぜひお試しいただきたい。

集落活動センター美良布 むすぶ部会

住所：781-4212 高知県香美市香北町美良布1211

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