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世界初!線路と道路の両方を走る夢の乗り物「DMV」運行開始

       

この情報は2021年12月23日時点の情報となります。

    令和3年12月25日(土)より高知と徳島をつなぎ運航を開始する、阿佐海岸鉄道の世界初の夢の乗り物「DMV(デュアル・モード・ビークル)」を紹介します。

    世界初!夢の乗り物「DMV」運航開始

    徳島県の阿佐海岸鉄道が導入を進めていた「DMV(デュアル・モード・ビークル)」が、令和3年12月25日(土)より運航を開始する。

    「DMV」とは線路と道路の両方を走る乗り物で、今回世界で初めての営業運航となり、地域輸送、そして観光資源として大いに期待されているのだ。

    運航する「DMV」は、太平洋の豪快な波をモチーフにし、未来に向かってのチャレンジをイメージした、青色のDMV-1号「未来への波乗り」。

    徳島の名産品「すだち」と、その葉の中を、徳島の県鳥「しらさぎ」が空高く舞い上がる姿をイメージした、緑色のDMV-2号「すだちの風」。

    坂本龍馬と、土佐の太陽を描き「地域活性の維新を起こす」ことをイメージした、赤色のDMV-3号「阿佐海岸維新」の3台だ。

     

    一度は見たい。DMVのモードチェンジ

    「DMV」はTOYOTAのマイクロバス「コースター」をベース車とするもので、高知県の甲浦駅と徳島県の阿波海南駅の「モードインタチェンジ」で、鉄道モード・バスモードの変更を行う。

    わずか15秒ほどで行われるモードチェンジは必見で、阿波海南駅には撮影スポットも整備されている。

    まず見ることのない、その姿をぜひ一度見ていただきたい。

     

     

    DMV運行ルート。土日・祝日は室戸まで。

    「DMV」は徳島県の阿波海南文化村から阿波海南駅までをバスモードで、阿波海南駅から高知県東洋町の甲浦駅までを鉄道モードで走行し、甲浦駅で再度バスモードにチェンジし、海の駅東洋町、道の駅宍喰温泉へと運航する。

    さらに、土日・祝日には海の駅東洋町から、室戸方面に1日1往復便ではあるが運航することとなっており、「むろと廃校水族館」「室戸世界ジオパークセンター」「室戸岬」「海の駅とろむ」と、室戸を代表する観光地で停車する。

    室戸市でも、徳島県やその他の地域からの観光客誘致に期待する声は大きく、皆様々な準備を進めているのだ。

     

    東洋町がみんなを待っている

    高知県東洋町は、夏になると多くの海水浴客、そして一年を通し多くのサーファーが訪れる。

    「海の駅東洋町」のスタッフや、東洋町観光振興協会のスタッフは「東洋町を楽しみに来てほしい」と口をそろえる。

    サーフィン、海水浴はもちろん、春の野根川さくら祭り、秋の野根八幡宮祭と名留川春日神社祭で行われる流鏑馬(やぶさめ)など、東洋町では多くの興味深いイベントが行われる。

    ぜひ東洋町を訪れ、世界初の乗り物「DMV」、そして東洋町を楽しんでいただきたい。

     

    阿佐海岸鉄道

    住所:徳島県海部郡海陽町宍喰浦字正梶22-1
    TEL:0884-76-3701

     

    海の駅東洋町

    住所:高知県安芸郡東洋町大字白浜88-1
    TEL:0887-23-9955

     

    東洋町観光振興協会

    住所:高知県 安芸郡東洋町大字生見 758-3
    TEL:0887-29-3111