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この情報は2021年11月8日時点の情報となります。
現在、四国銀行が「宣伝会議賞」において、全国の中高生からキャッチコピーを募集している。
「宣伝会議賞」とは、広告業界のマーケティング専門誌「月刊 宣伝会議」が主催する、広告表現のアイデアをキャッチフレーズまたはCM企画として応募する公募広告賞だ。
コピーライターを志す者の登竜門としても知られる「宣伝会議賞」だが、今回、四国銀行はその中高生部門で募集を行っている。
なぜ中高生を対象に募集することになったのか、担当者にお話を伺った。
お話を伺ったのは、四国銀行地域振興部の山本 紫乃さん。
-今回、中高生部門でキャッチコピーを募集されるということですが、どうして一般ではなく中高生を対象にしたのでしょうか。
山本さん:「宣伝会議賞」では「そろそろお金を理解しなきゃ!と思わせるアイデア」を募集しています。中高生にとって、お金は身近なものでありながらも、実は知らないことが多いのではないかと思います。この取り組みを通じて「なりたい自分になる」ために、今からお金のことを知ってもらい、考えてもらえたらと思い、企画しました。
-たしかに。中高生にとっては、お金はどんな風に稼ぐのか。稼いだ分は使うのか貯めるのか、そしてそれはどんな配分なのか、などなど。あまりリアルではないかもしれませんね。
山本さん:そうですね。そして今回は、そうやって考えたことを言葉にしてもらうことに挑戦してほしいと思っています。自分の考えたこと、感じたことを、自分らしい言葉で表現してみてください。難しい表現やテクニックは一切不要です!
中高生が等身大で考える、自分たちと同世代へ向けたメッセージ。どんなキャッチコピーが集まるのか楽しみだ。
※「宣伝会議賞」への応募は2021年11月18日まで!詳細は文末をチェック!
四国銀行では、宣伝会議賞でキャッチコピーを募集するのに合わせて、県内の高校でお金のことを一緒に考える「金融教育」を実施している。
今回、高知県立山田高校で3回の連続講座を開くということで、高知家の◯◯編集部は教室に潜入してきた。
収入と支出とは?これから待ち受けるライフイベントって?金融機関って何するところ?といった話題を身近な例を交えながら説明し、最後には、「宣伝会議賞」で募集しているキャッチコピーをそれぞれ考えてみることに。
まずは、それぞれの考える「お金とは」を文字にしてみるところから始まり、それを言い換えたり視点を変えたりすることでキャッチコピーを作っていく。
お金って「すべて」と書く人がいれば、「不自由」と書く人がいる。
参加していた学生は、自分の感じたことを言葉で表現するということに一様に苦労していたが、出来上がったものを見てみるとそれぞれの価値観が素直に表現されていておもしろい。
こうして自分の中から出てきた言葉は、授業の最後には応募作品として「宣伝会議賞」に提出されることとなった。
学生に話を聞いてみると、「お金はこれから必要になるものだから、今回の授業が知るきっかけになった。」や「キャッチコピーを書くのは難しかったけど、出来上がったものには満足してる。」などといった声があった。
普段から身近にある「お金」について、改めて学んだ高校生たち。お金に対する意識に変化をもたらした。そして、キャッチコピーを考えることによって、学んだことをより深く考えるまたとない経験となったようだ。
「宣伝会議賞」応募について
応募締め切り:2021年11月18日(木)
応募資格:国内外の中学校・高校(通信制含む)に所属する方、ならびに2022年4月1日時点で20歳未満の方
申込:紙応募、メール応募、フォーム応募のいずれか。
詳しくは「宣伝会議賞」で検索!
文/長野春子