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Back To 高知家の◯◯!高知の新名物!とさでん交通路面電車が生み出す奇跡の光景「トリプル・クロス」
この情報は2021年10月27日時点の情報となります。
高知県内にとどまらず、あちこちを飛び回っていた高知家の○○取材班でしたが、このところ出かけることすらままならない日々が続いていました。
しかし!うつむいてばかりじゃいけない!これを機会に、これまでご紹介してきた中でも、まだまだみなさんにご覧いただけていない面白い記事を「Back To 高知家の20○○」として、是非読んでいただければと思っています。
今回は2019年10月29日にご紹介した、津野町の「田舎豆富づくり体験」の記事です。
これまでご愛読いただいている方も、初めて来たよという方も、是非お楽しみください!
高知県の奥四万十エリアにある津野町。
美しい山々に囲まれ、「日本最後の清流」といわれる四万十川の源流点を有する町でもあります。
今回は、そんな津野町で新たにスタートした「田舎豆富づくり体験」をご紹介します!
やって来たのは津野町船戸地区にある「集落活動センターふなと」。船戸地区には、かつて多くの豆腐屋さんがあったそう。
工房では、昔ながらの製法にこだわり、四万十川の源流水を使用した豆腐作りが行われています。
こちらは、豆乳に”にがり”をくわえた「おぼろ豆腐」。型に流し入れて重しを置き、固めていきます。
全て手作業のため、完成までにかかる時間は 2 時間ほど。
口にする機会の多い身近な食材ですが、意外と知られていない昔ながらの豆腐作り。
できたての豆乳やおぼろ豆腐を試食できるのは、「田舎豆富づくり体験」参加者の特権です!
こちらはおから。
「集落活動センターふなと」では体験だけでなく、豆腐にまつわる商品開発も行っています。
現在は、「おから」を再利用した「おからパウダー」の商品化を進めているそう。
揚げ物の衣やスイーツ作りなど、様々な料理の場面で大活躍の予感・・・!
さて、そうこうしているうちに型に入れて重しをしていた豆腐が固まってきました。
出来上がった田舎豆腐を手に取ってみると、見た目以上のずっしりとした重み。
ぎゅっと中身の詰まった、素朴で少し硬めの食感が特徴的です。
大豆の風味がしっかりと感じられるのは、四万十川源流の美しい水で仕込んだおかげでしょうか。
シンプルに塩だけで、薬味をたっぷりかけて、こんがり焼いて豆腐ステーキに・・・などなど、たくさん並んだ豆腐を前にレシピを考えるのも楽しいですね!
こちらの田舎豆腐は、センターからほど近い「道の駅 布施ヶ坂」で購入することもできます。
道の駅には様々な津野町の特産品がたくさん販売されているので、津野町に訪れた際にはぜひ寄っていただきたい場所。
ぴっかぴかの新鮮な野菜を購入したり・・・
飲食スペースでは地元の食材を使った食事も楽しめます。
そうそう、ここでしか食べられない手作りアイスもおすすめですよ!
今回オーダーしたのは、左から津野茶・えごま・よもぎの三種。
旬の食材を使い、優しい甘さに仕上げたアイスクリームはどれも絶品でした。
四万十川の源流域ならではの豊かな自然が育む、津野町のグルメ。
現地に行かないと食べられないスペシャルな一品を探しに、訪れてみてはいかがでしょうか?
集落活動センターふなと
※掲載されている情報は2019年10月現在のものです。