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この情報は2017年10月7日時点の情報となります。
高知県民なら誰でも知っているあのコンビニにある『チキンナンバン』を再現してみた結果…
サクサクに揚げた鶏肉とタルタルソースのコンビが絶妙にウマい『チキン南蛮』。
東京出身の記者は完全に宮崎県名物だと思っていたのだが、高知県出身の記者に『チキン南蛮は高知県名物ですよ!」と言われてしまった。
「ええっ!? 高知県でチキン南蛮なんて、ぜんぜんイメージにないんですけど…」と思いつつ、彼に教えてもらった高知県民なら誰でも知っているチキン南蛮が名物のコンビニへ行ってみることに。
東京では見ない店だが、お弁当が豊富なぐらいでほかは普通のコンビニである。さっそくお目当ての『チキンナンバン』を購入。
ホカホカのうちに近くの河原でフタをパカッと開けてみると…なんとタルタルソースではなく、ピンク色に近いオーロラソースが鶏肉にかかっているではないか!
同行してくれた高知出身記者はフタを開けるなりチキンナンバンをガツガツ食べ、
「これを食べると『あ、この味が大好きな俺って、高知県民なんだな…(実感)』って思うんです。」
とのこと。確かにタルタルソースよりも旨味が濃厚なので、さっぱりした鶏むね肉にもよく合って激ウマ! どうにかこの味を東京で再現できないものか…。
ソースを最後まで舐め、記憶に焼きつけて東京へ帰還。調理師免許を持つ記者が考えたソースの組み合わせは、鶏むね肉1枚に対し…
・マヨネーズ 20グラム
・ケチャップ 10グラム
・コンデンスミルク 5グラム
・ウスターソース 5グラム
といった分量。あのナンバンに使われていたオーロラソースは定番のマヨネーズとケチャップだけでなく、ミルキーな甘味や旨味、酸味があった。
そこで甘味を加えるためにコンデンスミルクを使い、ウスターソースで酸味と旨味を加える方法。
実際に混ぜて、味を確かめてみると…か、かなり近い! 個人的には80点ぐらい出してもいいぐらいだが、完全再現には鶏肉と合わせて食べなければならない。
鶏むね肉をカットし塩コショウしたら、衣がコゲないように160度の油でゆっくりと揚げていく。
いい感じに揚げ終ったらソースをかけ、いざ実食!
う、ウマい! ムチャクチャうまいが完全再現かといったら微妙! でもオーロラソースと鶏むね肉がこんなに合うなんて、なぜ今まで高知県民以外は知らなかったのだろう?
悲しいことに完全再現にはいたらなかったが、激ウマのチキンナンバンを作ることはできた。
本物はぜひ高知県へ行き確かめてほしいが、高知で大人気の味を家庭で楽しみたい人は、ぜひソースの作り方をマネしてみるといいぞ。
取材協力:くいしんぼ如月
※情報提供※ しらべぇ