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この情報は2018年11月12日時点の情報となります。
高知出身の記者が行く、関東で高知の食材を楽しむシリーズ。第6弾は神奈川県川崎市にある高知の生姜を大量に使う生姜料理の専門店。
小田急小田原線の新百合ヶ丘駅南口から徒歩5分ほどのビルにある『生姜料理 しょうが』と『生姜料理 がらがら』。
生姜に特化した珍しいお店だが、どんな料理が味わえるのだろうか?
駅を出てまっすぐ進むと右側に『マプレ』というビルが見えてくる。そこの2階にあるのが本店の『しょうが』で、
地下1階にある店舗が『がらがら』。高知家の○○取材班は『がらがら』を取材させていただくことに。
店内はあたたかみを感じるウッドテイスト。
上を見上げると大きなヤモリ発見!
たくさんの料理と、
ドリンクが揃っている。(※その他メニューあり)
ディナーだけでなく、ランチセットも充実。
2店舗で毎年2トンもの生姜を、高知県いの町の『水田農園』という生姜農家から直接仕入れているそう。
福岡県出身のオーナー森島さんはある日、「生姜のお店を経営しているのだから、生姜にこだわったほうがいいんじゃない?」と夫からアドバイスをもらい、生姜に対するこだわりが生まれたんだとか。
生姜は産地が変わっても、味は変わらないと思っていたけど、実際に高知へ行って生姜を食べると、スーパーで売っているものとのちがいに驚愕。それ以来、高知から仕入れをするようにしている。
「ただ大量に生姜を使えばいいってもんじゃない。生姜は料理をより美味しくするために使うもの」と料理によって粉末や刻み生姜など使い分けている。
本日は、その中でもこだわった生姜メニューを3つをご紹介!
①自家製ジンジャエール
『自家製ジンジャエール』は、市販で販売されているものとは味が全くちがう!
すりおろし生姜がたっぷり入っているのに辛さはなく、生姜のスッキリとした香りが鼻に抜ける。微炭酸で喉を通るときの刺激も少ない。
②生姜焼売
皮で包みきれないほど大きな『生姜焼売』は市販されている冷凍焼売の3倍くらいの大きさ。
上に棒状の生姜が刺さっているのが特徴で、具はとってもふわっとしている。肉の臭みが一切ないのは、たくさん生姜を入れているからだろう。かといって、生姜の辛さはまったくない。むしろ使っているの?と思うくらい生姜の味はうっすら。
③とんきこ生姜ガーリック焼き
希少部位である豚バラの軟骨をじっくり煮込んだ名物『とんきこ生姜ガーリック焼き』。
とろんとろんの食感は女子が好きそう。家庭での圧力鍋の調理時間はほとんどのメニューが15分くらいだけど、「とんきこ」は圧力鍋で1時間30分ほど煮込んでいるのだ。
甘辛さのバランスがとってもよく、少し入っている刻み生姜がアクセント。美味しい豚の味を生姜が邪魔することなく、うま味をより強くしてくれている。
これはお店に来たら必ず頼むべきメニュー! ほかにも、ガーリックチーズ焼きや、魚出汁生姜塩煮込みなどの味も楽しめるので、好みに合わせて食べ比べてみるのもいいかも。
お店で使っている生姜は、店内で購入可能。
200円/100gで売っているので、欲しい人はスタッフに声をかけよう。今の時期は新生姜も手に入るぞ!
自宅でつくる生姜料理は生姜焼きくらいしかレパートリーがない…って人にオススメしたいのが「生姜の〇〇漬け」。
左から「バルサミコ酢、塩麹、味噌、甘酢」で漬けた生姜キューブ。そのほかの材料はザラメと水しか使ってないので、生姜本来の味も楽しめる。漬ける前に少し茹でておくと辛味が弱くなるのから、辛味が苦手な人は茹でたほうがいいかも。
甘酢漬けは、寿司職人も気に入って使っているそうだ。
何より、生姜には「福作用」があるんだとか。
スタッフが着ているTシャツを見せてもらうと、たくさんの副作用ならぬ“福”作用が書かれている。生姜料理を食べると「福」がやってくるかも…?
高知の生姜を使った料理が楽しめる『しょうが』と『がらがら』は、都内からも行きやすいので、1度足を運んでみて!
生姜料理 しょうが・がらがら
住所/神奈川県川崎市麻生区上麻生1-6-3 マプレ
電話番号/044-951-9797(しょうが) 044-952-0553(がらがら)
営業時間/ランチ 火〜金 11:30〜14:00、土 11:30〜14:30 ディナー 18:00〜23:00
定休日/月曜日、日曜は不定休
※祝日営業をすることもあるので、事前に要チェック
※価格や店舗情報は取材日時点のものです。