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この情報は2021年9月17日時点の情報となります。
今回は、県外の方には馴染みがないけど、高知県民なら一度ならず何度も食べたことがある、高知のスーパーマーケットで手に入るローカル食材を、定番の料理からオススメの食べ方と共にご紹介します!
10年ほど、東京に出ていた高知家の〇〇取材スタッフが、高知に戻ってきて改めて地元食材の美味しさに感動。
地元にいたらあたりまえのものの美味しさやありがたさって、離れてみてしみじみ思うものなんですよね。
そんな地元の食材で、是非県外の人にも食べてほしい3巨頭をご紹介します。
一つ目にご紹介するのは、「りゅきゅう」です。
いきなり聞き慣れない食材の登場です。
正式名称はハスイモで、サトイモ科サトイモ属の植物。
成長すると2メートル以上になる、長い芋茎の部分が食用となります。
こちらの「りゅうきゅう」高知で一番よく食べられる食べ方としては、酢の物ではないでしょうか。
我が家での定番も酢の物で、シャクシャクとした「りゅうきゅう」の歯応えと爽やかなお酢の酸味がとてもよく合います。
もちろん、酢の物だけではありません!
りゅうきゅうの断面はスポンジのようになっていて、水分をよく吸い込むので、煮物におすすめ。
炒め物にしても独特の歯応えが味わえて、絶品です。
あと、よく見かけるのは、高知のお寿司の定番、「田舎寿司」のネタとしてもよく使われています。
夏から秋にかけてが旬の野菜なので、食卓に並ぶと「夏が来たなぁ〜」と感じていたのですが、今ではハウス栽培も盛んになっているようで、年中楽しめます。
二つ目にご紹介するのは、「すまき」です!
私自身、県外に出て、すまきが高知県特有の食べ物だと知り、ビックリした過去があります。
「すまき」は、外側はピンク色で内側は白色をした可愛い色合いの蒲鉾で、表面には簀で巻いた後がうっすら付いています。
うどんや蕎麦、ラーメンのトッピングとして、また、チャーハンや焼きそばの具材として刻んで入れたりして、普段の食事に彩りを添えているのが「すまき」です。
冬になると恋しくなるおでんの具の一品としてもよく見かけますね。
そんな色々な食べられ方をする「すまき」ですが、一番美味しい食べ方は(完全に私の好みの独断と偏見ですが 笑)斜め切りにして、そのままワサビ醤油を少し付けて食べる!
シンプルですが、なんだかんだで、これがお酒のおつまみにもご飯のおかずにも合うんです!
「すまき」ビギナーの方は、まずはこの食べ方をお試しあれ!
最後にご紹介するのが、「ちちこ」です!
「ちちこ」とは、どのような食べ物だと、皆さん想像しますか?
肉か魚か、はたまた野菜か果物か…そのビジュアルはコチラ!
ちょっとグロいですか?実は、「ちちこ」とは、かつおの心臓の事なのです!
高知県民は本当にかつおが好きですね(笑)大好物のかつおは余す事なく頂きます。
生の「ちちこ」は加熱しても少しグロテスクな見た目ですが、動物のレバーのようなポソポソ感は無く、プリッモチッっとした歯応えのよい食感です。
「ちちこ」の食べ方としては、生姜で甘辛く炊いた物が我が家では定番です!
土佐料理を出す居酒屋のメニューなどでも、よく見かけます。
甘辛い汁が絡んだ「ちちこ」はビールが進んじゃうんですよねー!
もちろん、ほかほかご飯の上に乗せて食べても、どんどんご飯が食べられちゃいますよ!
以上、今回は、高知の食卓で食べられている、ローカル食材を3つご紹介しました。
ここで紹介した料理は、生まれも育ちも高知の、私の母が作ってくれました。
どれも、馴染み深い母の味!高知の味!
高知に来た際は、かつおのタタキも良いけれど、是非、今回ご紹介したローカル食材も食べてみてくださいね!
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