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「屋台餃子」から「泣ける餃子」まで 密かなる餃子の町・高知の餃子3選 美食おじさんマッキー牧元セレクション

       

この情報は2021年7月18日時点の情報となります。

立ち食いそばから割烹、フレンチからエスニック、スイーツから居酒屋まで、年間600回外食をし、料理評論、紀行、雑誌寄稿、ラジオ、テレビ出演を超多忙にこなす美食おじさんことマッキー牧元さん。マッキーさんが高知の食材・生産者さんをめぐって紹介する「高知満腹日記」のなかで取り上げた餃子3選をご紹介!

ここ数年、高知の夜の〆としてメディアを賑わせている「屋台餃子」。

マッキーさんを泣かせた、高知の可愛い不良じいさんが作る「〇〇〇〇餃子」。

そして、マッキーさんが「KING of  町中華」と呼ぶ中華料理屋で出される王道の「焼き餃子」。

実はいろいろな餃子がいただける、密かなる餃子の町・高知。

今回は、美食おじさんマッキー牧元さんが楽しんだ高知の餃子3選をご紹介します。

※記事内容は記事掲載時期のものです

 

高知の餃子その壱「連夜行列、日本屈指の人気屋台餃子の秘密とは」高知市廿代町「屋台安兵衛」

高知の夜の締めは、安兵衛の餃子に決まっちゅうき。

屋台には、行列ができるぜよ。

ああでも、安兵衛の餃子を食わにゃ、帰れません。

ついでにおでんも食べてしまうけどね。

勢いに乗って、ラーメンも食べてしまうけどね。

小さい餃子は、皮が薄く、パリンパリン。

包みたて極薄皮を、たっぷりの油で揚げ焼きするから、パリパリサクサク、パリンパリン。

このパリンパリンがくせになる。

いくらでも食べられてしまう危険な奴…

続きを読む▶▶連夜行列、日本屈指の人気屋台餃子の秘密とは

 

高知の餃子その弐「深夜だろうと4軒目だろうと、この店に来たらダイエットはさようなら、こじゃんと餃子や麺を食べて酔っ払うしかないのだな」高知県高知市帯屋町1丁目「よこじい」

餃子で泣いたのは、生まれてはじめてである。

高知「よこじい」の、葉わさび餃子に泣かされた。

メニューに見つけて、こりゃ頼まんといかんと頼んでみたのである、

聞けば葉わさびが、こじゃんと入っちゅう。

一口目、二口目はなんともないけど、七回噛んだあたりから葉わさびが顔を出す。

鼻奥を蹴飛ばされ、涙が一筋、つうっと流れるのであった。

高知の可愛い不良じいさんが一人で営む「よこじい」に来たら、ダイエットなぞ忘れるしかない。

大抵は、3〜4軒目に来るのだが、料理が、次々と我々の食欲をたきつけるのである。

シンプルで皮が薄く、小さい「餃子」は香ばしく、一方「醤油餃子」は、サクサクとした食感で、ニンニクとゴマが効いとる…

続きを読む▶▶深夜だろうと4軒目だろうと、この店に来たらダイエットはさようなら、こじゃんと餃子や麺を食べて酔っ払うしかないのだな

 

高知の餃子その参「炒飯、酢豚に豚足、餃子!全料理制覇したい絶賛キングオブ町中華」高知県高知市廿代町「宝永」

いったいこの人の頭の中はどうなっているのだろう?

僕がキングオブ町中華と認定して、愛してやまない「宝永」の74歳となるご主人である…

名物の餃子は、ザクッとした歯ごたえのある白菜と、皮が焼けたカリカリが出会うところが、たまらなくいい。

タレはラー油中心だが、酢とこの塩七味を混ぜたタレにつけると、白菜の甘みが引き立って、ああうまいこと…

続きを読む▶▶炒飯、酢豚に豚足、餃子!全料理制覇したい絶賛キングオブ町中華

※宝永は2022年6月閉店しました。

 

高知の餃子はいかがでしたか?