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この情報は2018年6月23日時点の情報となります。
高知から東京への移動手段は、新幹線+在来線?飛行機?船……?いろんな交通手段があるけど、その中でも今回は時間の有効活用ができそうな交通手段をご紹介。
高知へのさまざまな交通手段があるなかで、金額は高いけど移動時間の短縮ができるから「飛行機」!という人は多いのではないだろうか。
ただ、飛行機で行った場合は搭乗手続き等があり、空港に早くいかないといけないし、最終便の時間の関係で遅くまで遊べない! もっと高知を満喫したい人のために他にいい手段はないだろうかと考えた結果、今回、飛行機よりも遅くまで遊べて交通費も安い手段が見つかったので、共有したい。
飛行機よりも高知を遅い時間まで満喫して、寝台列車に乗って東京までの旅を楽しむ。
というわけで、寝台列車を利用して「高知ー東京間」を移動してみた(寝台列車ってちょっと特別感あるよね。わくわく!)。
飛行機の最終は19時だが、列車はそれよりも30分遅い。19時31分。かつ空港まで高知の繁華街から30分ほどかかるところ、今回繁華街すぐそばの高知駅出発なので、移動時間含めて1時間くらいはプラスして高知を楽しめる。
そろそろ出発のようだ。
まずは、高知駅を19時31分に発車する「特急 しまんと号」で坂出駅まで。乗車時間は2時間弱の旅だ。
21時27分に坂出駅に到着したあとは「サンライズ瀬戸号」に乗り換え。
※サンライズ瀬戸は、高松と東京を結んでいる寝台列車。
発車時間まで15分くらいあるので、この間に買い出しやトイレ休憩をしよう。
ちなみに、構内には売店がないので、駅員さんに言って改札の前のコンビニに行こう。
セブンイレブンには香川県のお土産も売っているので、ついでに購入することも可能。
これは飛行機ではできない、列車ならではの旅の魅力だよね!
サンライズ瀬戸号に乗り換え。
座席は、雑魚寝のノビノビ座席と、個室のソロ、シングル、シングルツイン、シングルデラックス、サンライズツインがある。
今回はおひとり様なので、個室の一番小さいソロにしてみた。
寝台列車の座席選びのポイントは上段にすること。窓も広くて開放感があり、タイミングが合えば、星空を観ることも。
寝台列車の魅力は、移動しながら夜ご飯をゆっくり食べれるところ。今回は、高知の各所で物色してきたものを食べるためにラウンジに移動。※サンライズ瀬戸には食堂車はないが、ちょっとくつろげるラウンジがある。
ひろめ市場で購入した土佐巻き(鰹の太巻き)とウツボの唐揚げに、桂浜水族館で買った「みませ天」。
乗り物でごはん食べるの大好きな筆者のテンションはダダ上がり。
外を見ながら食べられるこちらのラウンジ。
瀬戸大橋を眺めながら……のはずが、夜も遅くなったことから、この日見えたのは自分の酔っぱらった顔だけ
ちなみに、高知からは東京に向かう進行方向左側の席に座れば富士山が、右側に座れば海を眺めながらごはんが食べられる。
めっちゃ贅沢!!
こんな朝焼け富士山が見られる
そして、午前7時8分に東京駅に到着。約12時間の旅も終了である。
ちなみに東京から高知に向かう場合は、東京駅を22時に出発し、7時10分に到着するサンライズ瀬戸号に乗り込む。その後、坂出駅を7時37分に発車する「特急 しまんと号」に乗り換え、9時39分高知駅着。
その場合は富士山ではなく、瀬戸大橋が見える付近での朝食がよさそう!
ちなみにサンライズ瀬戸はシャワーも使えるので、そのまま出勤も可能である。
最後に料金を確認。
高知から東京までの乗車券 11,940円
特急しまんと号(高知~坂出) 特急料金 910円
サンライズ瀬戸(坂出~東京) 特別料金 9,720円(特急料金3,240円 寝台料金6,480円)
合計 22,570円。
正規の航空券を買うよりも安い。また、ノビノビ座席だと寝台料金がかからず、特急料金にプラス500〜800円程度するだけなので、さらに安い金額で移動できる。
景色を楽しみながら移動できるのと、夜寝ている時間を有効活用できるのが寝台列車の魅力である。
次乗るときは、誰かと一緒に乗ってもいいな。一晩中おしゃべりして、朝日を迎えるのもめっちゃ楽しそう!
ぜひ、みなさんもお試しください。
文/和久井 香菜子