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高知のNewスター!「フラチナリズム」の高知愛が凄いがちや

       

この情報は2018年4月14日時点の情報となります。

高知家の家族紹介シリーズ第12弾は「フラチナ家族」こと、「フラチナリズム」をご紹介。2015年にメジャーデビューを果たし、東京・八王子を拠点に活動するバンドには、高知と深~いつながりが。

いま高知でいろんなイベントに引っ張りだこのバンド「フラチナリズム」をご存知だろうか。

フラチナリズムは東京・八王子を拠点にバンド活動を開始し、メンバー曰く”社長の思いつき”で2015年に札幌に移住。「札幌に移住して3ヶ月で札幌ニトリホール2,000人満員にしたらメジャーデビュー!」という厳しい条件を見事クリアし、念願だったメジャーデビューを果たしている。

モリナオフミ(ボーカル)、田村優太(ギター)、タケウチカズヒロ(ベース)、都築聡二(ドラム)で構成されるフラチナリズム、実は高知と深~いつながりが。

ボーカルのモリさんは高知県いの町の出身。ドラムの都築さんは小学3年生から20代前半で上京するまで高知に住んでいて、ギターの田村さんは愛媛県の出身ながら高知大学に通っていたそうだ。(ベースのタケウチさんは高知に住んだことはないが、お酒が大好きで、自他共に認める高知好き!)


左から、タケウチカズヒロ(ベース)、モリナオフミ(ボーカル)、都築聡二(ドラム)、田村優太(ギター)

 

売れてないバンド界いち売れてるバンド!?

フラチナリズムのキャッチフレーズは「売れてないバンド界いち売れてるバンド」。

自虐的な言葉の中にも、確かな自信に満ちあふれたキャッチフレーズは、「高知にはなんちゃあない(何にも無い)」と言いながら、延々と高知のいいところ自慢を繰り広げる高知の県民性に通じるキャッチフレーズのように感じる。


写真:フラチナリズム公式ホームページより

それぞれが個性的なフラチナリズムのメンバーたち。

常に周りを笑わそうとする、まるで芸人のようなモリさん。モリさんにきっちりツッコミを入れて、自分でも先頭を切って周りを盛り上げるタケウチさん。モリさんとタケウチさんのやり取りを、ファンのように面白がるいつも優しい都築さん。賑やかなメンバーの中で「長年一緒にいると慣れました(苦笑)」とクールにカッコいい田村さん。4人の個性がよいバランスで融合し、フラチナリズムの魅力を形づくっているのだ。

 

土佐のおきゃくでの圧巻パフォーマンス!


写真:土佐のおきゃくのシンボル「べろべろの神様」

そんなフラチナリズムが地元ともいえる高知で活躍を場を広げている!

3月に高知市で開催された「土佐のおきゃく2018」では、観客を巻き込んだ圧巻のステージを披露した。

自分たちの魅力はライブ」と本人達が断言するとおり、演奏とMC(曲と曲の合間トーク)のパフォーマンスで会場を沸かせる姿はさすがの一言。

ステージを飛び出してべろべろの神様と写真撮影したり、観客席にいた大型犬(ゴールデンレトリバー)と急にじゃれあってみたりと、モリさんが自由気ままに動きまくり会場は大盛り上がり!

ただ、奇想天外なパフォーマンスとは裏腹に、モリさんの歌唱力とバンドの演奏力は抜群。

モリさんの歌唱力は全国区のものまね番組で注目を集めるほどで、歌が始まると騒がしかった会場が一瞬にして静まり返る。

曲もポップなものからバラードまで多彩で飽きさせない。

特にモリさんの出身である、いの町神谷地域を想って作った楽曲「思い出と白い花」は、故郷を想うモリさんの気持ちが心に染み渡るバラードの名曲で、モリさんは「高知でしか歌わない」と決めている曲なんだとか。派手なパフォーマンスとのギャップで一気にファンになってしまいそうだ…!

 

高知で初めてのホールライブ!

4月22日(日)には高知市文化プラザかるぽーと(大ホール)でフラチナリズムのワンマンライブが行われる。高知県内のホールライブは今回が初めてとのこと!

高知での生活が長かった都築さんが「若い頃に高知でバンド活動していた頃を思うと、まさかあのかるぽーとでワンマンライブが出来るとは信じられない気持ち」というように、地元高知で行われるホールライブへの思い入れはひとしお。

「自分たちはジャンルとしてはJ-POPなので、ライブはご家族でも楽しんでもらえますし、MCは小学生の男子とか、すごく面白がってくれるんじゃないかな(笑)」とタケウチさん。

予定通りの曲を演奏することは稀だそうで、ライブの雰囲気や気分で演奏曲が変わっていくダイナミックなライブとなりそうだ。「自分自身も何をやるかわからない」とモリさんが言うように、フラチナリズムお得意のMCも見逃せない。

高知への愛を公言してはばからないフラチナリズム。このかるぽーとでのライブをきっかけに、フラチナリズムのさらなる飛躍を期待したい!

 

フラチナリズム公式HP(ライブ情報など)
http://www.furachinarhythm.com/