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夢は大河ドラマ!いま長宗我部ファンクラブがアツい

       

この情報は2018年2月24日時点の情報となります。

高知家の家族紹介シリーズ第11弾は「長宗我部家族」こと、「長宗我部ファンクラブ」をご紹介。長宗我部氏を盛り上げようと集まった有志たちには壮大な夢が…

高知の偉人といえば、坂本龍馬や武市半平太、岩崎弥太郎など幕末に活躍した志士たちが有名だが、戦国時代に四国をほぼ統一し、魅力的な人柄が伝えられる長宗我部氏も地元高知で根強い人気を誇る。

高知には、そんな長宗我部氏の魅力をもっと多くの人に知ってもらおうと活動する「長宗我部ファンクラブ」が存在する。

現在の会員は20名ほど。様々な経歴や年齢の人たちが集まり、長宗我部氏について一緒に学んだり、長宗我部氏の魅力を伝える人気イベント「長宗我部祭り」では和装や甲冑など「戦国仮装」を楽しんでもらうコーナーを設けたり、さらには長宗我部氏ゆかりの浦戸城跡の掃除にも力を貸したりと、長宗我部氏を通じて高知を盛り上げようと活動しているグループだ。

筋金入りの長宗我部ファン

こちらは昨年末から長宗我部ファンクラブの会長に就任した岡林雅士さん。

小学校3年生の頃に本を読んで長宗我部元親のことを知り、大好きになったという筋金入りの長宗我部ファン。「長宗我部元親の人間くさいところが大好き。」と語る岡林さんが教えてくれたのは、長宗我部元親の人情味溢れるこんなエピソードだ。

「あるとき長宗我部元親が豊臣秀吉に饅頭をもらった際、一口かじって残りを胸元に隠した。理由を尋ねられた元親は、『秀吉公にいただいた饅頭を自分の家臣にも食べさせてあげたいからだ』と答えたという。」

他にも、豊臣秀吉に鯨をまるごと贈ったり、禁酒令を出したのに自分が飲んで家臣に怒られて反省したりと、豪快でありながら部下の話も聞く、人間味あふれる人柄だったことを伝える数々のエピソードが多くの人の心を惹き付けるのだろう。

初結成!長宗我部よさこいチーム

岡林さんが会長に就任して数ヶ月。今年から長宗我部ファンクラブの新たな挑戦として、ある企画が動いている。

この日集まっていたのは7人。遠くは徳島県から参加されている方もいるとのこと。

長宗我部氏について勉強をしているのかと思いきや・・・

急に席から立ち上がり、子供を抱っこしながら踊り出す女性!

実は今年、長宗我部ファンクラブとして初めてよさこいチーム「土佐長宗我部~鯨波~」を結成。この日はよさこい踊りに使用する楽曲をお披露目する日だったのだ。

よさこいチームを牽引するリーダーは坂本径世さん。

踊りの決めゼリフ「鯨波(げいは)」に合わせた振り付けについて意見を出し合うメンバーたちは楽しそうだ。

ちなみに「鯨波」とは、戦国時代の合戦の際に士気を高めるために使われた掛け声の一つなんだとか。よさこい節の一節には「おらんくの池にゃ~潮吹く魚が泳ぎよる~」と鯨が登場する。大勢で息を合わせて踊るよさこいにはぴったりの決めゼリフだ。

よさこいチームの初陣は今年5月の「長宗我部祭り」が予定されている。「鯨波」に合わせてどんな決めポーズが繰り出されるか、今から楽しみだ。

長宗我部ファンクラブが目指すもの

今後の目標は?という問いに、「ファンクラブ会員の増加と、長宗我部氏の大河ドラマ化です!」と力強い答えが。

「歴史マニアだけでなく、ちょっと歴史に興味のある人が気軽に集える場にしたい」というファンクラブ会長・岡林さんの言葉どおり、和気あいあいとした雰囲気に包まれる長宗我部ファンクラブ。

新規会員はFacebookやTwitterのメッセージで受け付けているそうなので、興味のある方はぜひ一度覗いてみてはいかがだろうか。

岡林会長のリーダーシップで今年、益々活動が活発化している長宗我部ファンクラブ。よさこい祭りでのブレイク、そして待望の大河ドラマ化までこの先の活躍に期待したい!

 

長宗我部ファンクラブ情報

Facebook: https://www.facebook.com/chosokabekai/

Twitter: https://twitter.com/chousokabe_fan/