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創業から100年余り 老舗がつくる宗田節の魅力に迫る

       

この情報は2017年11月26日時点の情報となります。

プロの料理人はもちろん、ここ最近は一般にもその名が知られつつある「宗田節」。
そんな宗田節を作っている老舗が足摺岬で知られる四国最南端の高知県土佐清水市にある。

2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」。そんな和食に欠かせないもの、それは「だし」
高知県最南端の土佐清水市、そこにだしの老舗『たけまさ商店』がある。

創業大正元年の宗田節の老舗

たけまさ商店がある土佐清水市は四国最南端の位置に存在し、新鮮な海の幸が楽しめる場所だ。そのような環境の中で、伝統の製法にこだわり、地元の名産品である宗田節を一つひとつ手間ひまかけて製造している。

宗田節とはあまり聞きなれない名前かもしれないが、宗田鰹から製造される鰹節のことを指す。そして宗田鰹のことを地元では「めじか」と呼ぶ。

たけまさ商店は、この宗田節を昔ながらの伝統製法にこだわって製造しており、100年以上経った今でも愛されている老舗なのだ。

老舗がつくる「宗田節」

味の特徴は、鰹節より濃くてしっかりとしているところ。だし汁も味がしっかりとしたものがとれる。また、削り節は味がしっかりしていることから冷奴やあつあつのご飯にふわっとかけるだけで絶品だ。これまでは主に飲食店などのプロの料理人が使うだしとして流通してきたが、近年はこの宗田節の美味しさや栄養価の高さから知名度が上がってきている。

お土産としておススメなのは『宗田薄削りぶし』だが、最近のイチオシは宗田節粉末タイプの『こんぶ入り だしの素』。忙しい朝でも簡単に出し汁をとることができる。

また、『ふりかけるそうだぶし』という商品は、その名のとおりふりかけるだけでうま味を倍増させてくれる魔法のパウダー。うどんや魚介ラーメンにそのままふりかけるだけで簡単に旨味を引き出すことができるのだ。

手軽に使え、本格的なだしが味わえる

『こんぶ入り だしの素』の使い方はとっても簡単!

味噌汁用の器にスプーン1杯のパウダーと味噌、好きな具材を入れてお湯を注ぐだけ。こんなに簡単なのに、本格的でしっかりとした味の味噌汁ができるのだ。味噌汁は日本の美容食といわれるが、発酵食品の味噌に季節の野菜、そしてタウリンが豊富に含まれた宗田節を加えて飲むと身体も心も癒される、至福のひととき!

宗田節に興味を持った方は、ぜひ宗田節の商品をチェックしてほしい。高知県内のお土産屋や、通販サイトなどでも購入できる。

また、現地では節納屋の作業工程を見学したり、削りたての試食ができる「伝統の宗田節節納屋体験」などの体験メニューも用意されている。削りたての節は香りと触感が最高なのだ。

老舗の宗田節、ぜひ一度味わってみるべし!

 

【はた旅ネットショップ】

http://shop.hata-kochi.jp/Details/20160301155940.html

【はた旅体験】

http://hata-kochi.jp/experience1491550669.html

 

※情報提供※ (一社)幡多広域観光協議会