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150万人がチャンネル登録!高知県出身の人気YouTuber「寺田弘行」に迫る

       

この情報は2019年11月16日時点の情報となります。

アメリカのマイアミを拠点にYouTuberとして活動している高知県出身の寺田弘行さん。チャンネル登録者数はなんと150万人!これまでの活動や気になる収入まであれこれ聞いてきたぞ!

現在小学生がなりたい職業ランキングで、上位にあがっているのが「YouTuber」!芸能人もこぞって、YouTubeに参入するなど人気ぶりがうかがえる。

そんな中、高知県出身で現在はアメリカのマイアミを主な拠点とし、YouTuberとして活躍する寺田弘行さんが高知に一時帰国するということで、高知家の〇〇取材班は寺田さんを訪ね、あれこれお話しをうかがった。

 

チャンネル登録数150万人

こちらの写真は、2018年6月にYouTubeチャンネル登録数が100万人を超えた際にYouTubeからいただいたというゴールドの置き物を持った寺田さんだ。今は、さらに登録者が増え、なんと150万人に達しているというから驚きだ。

寺田さんのYouTubeのチャンネル名は、「Hiroyuki Terada – Diaries of a Master Sushi Chef!」カメラマンのチャールズ・プレストンとパートナーを組んで活動を行っている。動画では、魚をさばいたり、野菜の細工切り、色鮮やかなお寿司や創作料理を作ったりと、料理をベースとした動画を配信している。

-YouTuberになる前は何をされていましたか。

寺田さん:元々は、株式会社東芝で電化製品などを販売する営業をやっていましたが、ルーティンワークに物足りなさを感じていました。そんな中、友人からの誘いでRKC調理師学校(現:RKC調理製菓専門学校)に入学し、卒業後は県内のレストランで働き始めました。料理に関しては、父が釣り好きで釣ってきた魚をさばいたり、母ともよく一緒に料理をしていたので、興味があったんですよ。

-なぜ日本ではなくマイアミへ?

寺田さん:昔から洋楽や映画が好きで、海外に憧れをもっていたことが一番の理由ですね。そんな思いもあって、知人の紹介でワシントンDCでオーナーとして働いていた高知県出身の方を紹介していただくことができ、1991年頃からその方のもとで働くことになったんです。

 

料理人からユーチューバーへ!

-なぜ料理人からユーチューバーになったんですか?

寺田さん:2011年に新しくオープンしたお店で寿司シェフとして働くことになったのですが、そのお店の厨房はオープンキッチンではありませんでした。私は、お客さんに料理を作っている過程から見てもらいたい、喜んでもらいたいという思いがあったので、YouTubeで料理動画を配信し始めたました。ただその頃は、YouTuberとして生活していこうとは思ってもいませんでした。あくまで、お店のメニューを紹介するするというだけでした。

当初は、ただ撮影した動画をノーカットで流していただけだったというが、少しずつ見てくれるお客さんも増え、編集を加えながら動画をアップするようになっていったそうだ。

 

転機が訪れたのは、ビッグマック!

-すぐにチャンネル登録者数は増えましたか?

寺田さん:最初はなかなか増えませんでしたね。ある日、カメラマンからハンバーガーの「ビッグマック」で料理をしてみたらおもしろいのではないかという提案があり、すべての具材を分解し、巻き寿司を作りました。その動画に大きな反響があり、一気に登録者も増えました。

その反響があったビッグマックの動画再生回数は、なんと138万回!

ちなみに、寺田さんの動画で最も見られているものは、サーモンをさばくという動画!こちらはなんと2,267万回再生というから驚きだ。

-YouTuberの収入の仕組みってどんな風になっているんですか?

寺田さん:広告収入です。一定数のチャンネル登録数と再生回数をクリアすれば、広告を付けられるようになり、再生時間によって収入が換算されています。広告収入が入りだすのは、チャンネル登録者数が10万人を超えたぐらいからでしたね。

 

月収は〇〇〇万円!!

ついに気になる質問を・・・

-YouTuberは儲かるんですか?月収教えてください!

寺田さん:再生時間に左右されるので、月によって全然違いますが、150~250というところですね。カメラマンと二人分ですけどね(笑)。

-YouTuberになって大きな変化はありましたか?

寺田さん:街を歩いていたら、多くの方に声をかけられるようになりましたね。今は、週に2本動画をアップしていますが、複数本まとめて撮影をしますので、時間にゆとりができましたね。そのおかげで高知にも帰って来られるようになりました。

-マイアミの方に反響がありそうな、高知ネタはありますか?

寺田さん:田舎寿司ですね。マイアミでは、特にビーガン(完全菜食主義者)が増えています。そういった方には、田舎寿司はぴったりなんです。日本のようにおかずと一緒にご飯を食べるという文化はあまりなく、ご飯も一品料理として食べられていて、味がついているものが好まれます。そのため、馬路村のすし酢とあえただけのご飯もすごく好評でしたね。

 

高知を世界へPR

取材をさせてもらった日は、4月にオープンした直販所「とさのさと」で高知の食材に触れながらお話しを伺っていた。すると寺田さんからは新たな企画が。

寺田さん:次は、高知にカメラマンと一緒に帰国し、高知の食材を使った料理動画をアップしたいです。また、イベントが開けたらいいですね。海外のシェフを10名程度高知に連れてきて、「とさのさと」で食材選びをしてもらい、そのままイベントスペースで一般の方も巻き込んだイベントできると高知のPRになると思います。

高知愛が強い寺田さん!気になった方はぜひ寺田さんのYouTubeをのぞいてみてほしい。今後、高知の食材や高知の料理が寺田さんのYouTubeを通じて、世界に発信されるかもしれないぞ。

 

寺田弘行YouTubeチャンネル名
Hiroyuki Terada – Diaries of a Master Sushi Chef